昭和の教師による児童いびり
私は小学校でも目立つところのない地味な生徒でした。
卒業式が間近になると、放課後はクラスメートと体育館で
決められた下校時間まで名残惜しく遊んでいました。
二人の友人と遊び終わった後、スポーツが得意な別クラス
の担任男性教員N沢は、その日に限って私たちの後を体育
館から玄関まで
「いつまで遊んでいるんだ。さっさと帰れ。」
などと言いながら追い立ててきました。
N沢「前から、おまえらのクラスには目を付けていたんだ」
N沢「なに学生帽かぶってんだ。いや、脱がなくていいから。」
と言って私がかぶっていた学生帽を手で払い落とす。
いったい何が起きたのか分からず、私がとっさに払い落とされた
帽子を拾おうとすると、
N沢「ああ、拾わなくていいから。」
N沢は学生帽を足で踏みつけると左右へ押しつけた。
いったい何が彼にその行動をさせたのか今も分かりませんが、
幸いトラウマになるわけでもなく、教師という職業の人間性が
よく分かったできごとでした。
今なら警察沙汰ですね。数ヶ月後に親にはありのまま報告した
のでもしかしたら何かあったかもしれません。